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ウインカーの作動不良
ウインカーコントローラーの動作不良の事例を下記の通り2つに分けましたので参考にして下さい。
まず第一に、ウインカーコントローラーは電機部品で機械部品ではありません。
不具合がある場合は、色々な事を時系列に整理をし、落ち着いて考えて下さい。
ウインカーの調子が悪いのはウインカーコントローラーの不良なのでは?・・・と思ったけれど
実は、LED電球やリチウムイオンバッテリーに交換した以降に調子が悪くなった、などといった事例があります。
また、車輌のワイヤーハーネスや、スイッチの接触部分は必ず経年劣化します。その結果、電線の痛みや錆びなどが電気の流れを妨げる場合があります。
バッテリーや電球といった自分で触れる部位だけに拘らず、車輌の電気的な仕組みを総括的に考えながら不具合の原因を見極めて下さい。(ディーラーに相談するのが早道です。)
ウインカー操作をしても全く反応しない場合は、ウインカーコントローラーの故障の可能性があります。
問題の原因を切り分けるには、BMWメーカー純正のリレーを装着して動作を確認して下さい。
ウインカーコントローラーにはBMW純正のリレーには使われていないICチップが実装されているため、電圧が低くなると正しく作動しない場合があります。
バッテリーは必ず劣化します。古くなれば性能の低下は避けられず、電子機器の性能に影響します。
見た目や使用年数で判断せず、バッテリーの検査機ご確認下さい。バッテリーは消耗品です。
お問い合わせを頂く前に、下記の項目を全てご確認ください。
バッテリーの確認
リチウムイオンバッテリーをお使いの場合は、必ず鉛蓄バッテリーに交換をしたうえで動作確認をして下さい。(経験上、これで問題が解決する場合があります。)
当店では、安全上の理由、また、問題が複雑化するため、リチウムイオンバッテリーを使っている場合はカスタマーサポートの範疇外とします。
バッテリーが新しいにもかかわらずウインカーコントローラーの動作不良がある場合は、ワイヤーハーネスやスイッチの経年劣化や、電子機器の複雑な配線の取り回し、アースの取り方の問題などが考えられます。
BMW純正のリレーを試す
メーカー純正のリレーは正しく作動するが、ウインカーコントローラーに限り動作に不具合がある場合は、ウインカーコントローラーの故障、または、バッテリー・ワイヤーハーネス・スイッチ類の劣化が考えられます。
LED電球を使っている
LED電球を使っている場合は、それらを全てフィラメント電球に交換してから動作確認をして下さい。(経験上、これで問題が解決する場合があります。)LED電球は仕様の規格化が不整備のため、品質がバラバラのためです。
後付けの電子器機類を外す
後付けの電子器機類(ナビ、レーダー探知機、ETC機器、無線機、ドライブレコーダー、USBハブなど)のプラス極とマイナス極(アース)の両方を外してウインカーの反応を確認をして下さい。(アースの取り方が不適な場合もあります。)
上記を試したうえで問題が解決できない場合は、カスタマーサポートにご連絡をください。
ユーザー登録証と整備手帳でメンテナンスの履歴を確認させて頂く場合がありますので、あらかじめご用意願います。